作家一覧
Haku-biでは、オーナー自らが足を運び、心通う作家さんの器を大切にお取り扱いさせていただいております。
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淡海陶芸研究所 / 山元一真(滋賀)
白磁とはまた違う、白泥ならではのやわらかな白が印象的な作家さん。電子レンジにも対応しており、見た目の美しさだけでなく、日常使いのしやすさも魅力です。 作家からのメッセージ 日常の中で使う器は、常に手に、口に触れるものです。私たちがつくる器は、使う人たちの日常に寄り添い、豊かにするために、人間工学に基づいた身体に合う形状を追求しています。また、水がしみ込まない草津の土の特徴を活かし、日常を豊かにするさまざまな道具を制作しています。 プロフィール 1992 滋賀県草津市生まれ京都陶芸大学校総合コース 修了2019 草津ブランド(滋賀県草津市)に選出2020〜 京都伊勢丹(京都)展示2022〜 perche(愛知)個展開催 現在、1985年開窯の淡海陶芸研究所(草津市)にて作陶中。須恵器が焼かれた歴史ある地で、唯一無二のうつわ作りに取り組んでいます。 淡海陶芸研究所の歴史 淡海陶芸研究所は、草津市の文化ゾーンである立命館大学びわこ草津キャンパスと静かな住宅地近くの里山のなかにあります。この丘陵一帯では7世紀後半から8世紀前半まで、須恵器が焼かれており、遺構からは水がめなどの生活のうつわが出土しています。この地の土を使い、この地の工人が、この地でひとつひとつ手作りで器を作りあげています。 1985 開窯1997 草津市の指定ブランド(第1期)2019 草津ブランド 指定
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漢人そのみ(愛知)
にぎやかな象嵌文様が印象的な作家さん。数種類の粘土を積むことでできる山並みのような表情や、石の中の化石や鉱物の結晶など、自然の中にある美しいイメージが可愛らしく器の中に表現されています。 作家からのメッセージ 自然の美しさやおもしろさ、それを生む現象に着目して、そこから技法や形を抽出し焼き物を制作しています。数種類の粘土を積んでいってできる山並みのような表情や、石の中の化石や鉱物の結晶をイメージした象嵌模様、鍾乳石が成長していく様に液状の粘土を塗り重ねてできる凹凸模様など…自分の手と自然との組み合わせでできる表現を楽しみながら制作しています。 プロフィール 1990 東京都生まれ2013 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁専攻卒業2015 瀬戸市新世紀工芸館陶芸コース修了2014 高岡クラフトコンペティション入選2016~ 名古屋学芸大学で陶芸工房の技手として勤務現在、愛知県尾張旭市の自宅工房で作陶個展、グループ展、クラフトフェアなどで作品を発表しています。
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小糸焼窯元/長倉誠(岐阜)
通常、白い器はありませんが、小糸焼の「白」をHaku-biからリクエスト。特別に焼いていただいました。使い込むうちに色つやがよくなっていく、大切に使い続ける楽しみを使い手に与えてくれる作家さんです。 作家からのメッセージ 小糸窯は親子で作る小さな窯元です。 飛騨高山・小糸の地で開窯以来75年、普段使いの食器から茶道具、モダンなクラフトまで、種々雑多、さまざまな手作りのうつわを作り続けています。原料に飛騨の土・灰を使用した伊羅保(いらぼ)釉が特色です。「現代の暮らしに馴染む和の器」を目指して日々作陶いたしております。 納入実績・出店歴 三井記念美術館(東京都中央区)特別展「魂を込めた 円空仏 ―飛騨・千光寺を中心にして―」ミュージアムショップ 飛騨高山展(金山総合駅コンコース) バスで行く! 信州・飛騨・越中 物産と観光展(京王百貨店新宿店) 飛騨高山と北陸の物産と観光展(岐阜髙島屋) 飛騨の家具フェスティバル(岐阜県高山市)...
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須釜優子(三重)
伝統的な伊賀焼の力強さを感じさせながらも、白を基調としたやわらかな色合いが重なる器たち。どこか繊細でやさしい雰囲気が感じられる作品を制作されている作家さんです。 作家からのメッセージ 伊賀焼発祥の地といわれる三重県伊賀市槙山にて作陶しております。好きなものに囲まれて生きる幸せ…そんなひとつのピースになれればと思っております。みなさまの暮らしの中でそんな器を育てていただけたら幸いです。手にわたる誰かのためにおもいをこめて。 プロフィール さいたま生まれ幼少期をインドネシア・シンガポールで過ごし、陶芸と出会う2001 東洋大学哲学科 卒業2006 京都伝統工芸大学校 陶芸専攻科 卒業 卒業作品にて、(財)京都伝統工芸産業支援センター特別賞 受賞 伊賀焼陶芸作家・谷本洋氏に師事(以後13年間)2018 独立 伊賀焼発祥の地・槙山にて開窯2022 無煙穴窯を築窯
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tete(愛知)
代表作である3つに仕切られたお皿「仕切りプレート」をはじめとして、スタイリッシュで使いやすい器を制作されている作家teteさん。LEXUS 、星野リゾートを始めとして多くの企業様からも選ばれています。 作家からのメッセージ 「つくり手からつかい手へ」日々の生活に華を添えるような器を夫婦で制作しています。ものづくりは人の『手』が加わって初めて成り立つものだと考えています。『手』からはじまって生み出されたモノは「つくり手からつかい手」へと渡っていきます。『手』というワードを大切にしたいという想いから”tete”という名前で活動を始めました。主に石膏型を使った成形方法でしかできない表現やデザインを意識して制作しています。メーカーでは難しいデザインや、製造工程で1点1点にひと手間を加えた作品を提案しています。 代表作品 仕切りプレート(S / M / L) 仕切りプレート (細長皿)...
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松尾 亮佑(京都)
やさしくあたたかみのある普段使いの器を手がける作家さん。「白に近いが白ではない」チタンが生み出すオフホワイトが特徴。やさしい白色と縁を流れる黒褐色の金属曲線が美しい作品を作られています。 作家からのメッセージ 「製作にあたる際は、中庸(ちゅうよう)を意識する。“間”や“中世”といった概念を好み、どちらか一方と定めないような考え方を大事にしている。」やさしさと渋さが調和した器は、和洋の境界を無くし料理を盛り付ける場を選びません。器の形状は、より使いやすいものになるようお客様との会話で得たことを反映し、日々変化させています。 納入実績(飲食店) 鮨 ラビス 大阪(Four Seasons Hotel) 丹(京都) Le Cadeau(京都)...
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PLUS studio / 山本将太郎(東京/伊豆/ロンドン)
確かな審美眼と自由な発想で、使いやすさと美しさをあわせ持つ器を生み出す作家さん。日々の暮らしに自然と馴染みながらも、ふと目を奪われるような存在感を持つ作品が魅力です。 作家からのメッセージ ロンドンで陶芸を学んだ私には『何焼き』というものがありません。伝統・文化に問われない自由な器たち。日々の暮らしに馴染むようシンプルに。でもどこか違う『私の焼き物』を楽しんで頂けたらと思います。 プロフィール 2007年 美容技術の向上と語学留学のため、ロンドンへ渡る現地のサロンで働きながら、ミラノファッションウィークに多数参加2014年 モーリーカレッジロンドンで陶芸を学ぶ東ロンドンの「TOKOBO studio」にて、本格的に陶芸家として活動開始2023年 16年間暮らしたイギリスを離れ、本帰国静岡・伊豆高原に工房ギャラリー「PLUS studio」をオープンし日々作陶中
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若生沙耶香(兵庫)
多彩な表現の中に共通して感じられるのは、素材やかたちへの深い探究心と好奇心です。Haku-biではKupla(泡)シリーズを含め、3種類を取り扱います。 作家からのメッセージ ———Kupla(泡)シリーズについて———2年前から淡路島に住み、海を近くに感じながら毎日暮らしていますが、同じ場所から眺めていてもその時々で海の表情は異なっています。季節や時間、潮の満ち引きなど色々な要因が重なり、1日の中で変化する景色は本当に美しいです。海色とは一言で言っても海に様々な景色があるように、器もひとつひとつ異なった魅力があると思います。そんな海の心地よさのようなものを感じていただけると嬉しいです。 プロフィール 兵庫県神戸市出身京都伝統工芸大学校陶芸科卒業丹波焼陶芸教室に勤務丹波焼 清水万佐年氏に師事2022年 兵庫県淡路島にて独立 準備が整いましたら、あらためてご案内させていただきます。
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イワオトナリテ(愛知)
瀬戸の磁器を用い、夫婦で日々制作に取り組まれている作家さんです。釉薬の重なりや色のにじみを活かし、光や自然を感じさせるやさしい表情が魅力。日々の暮らしにすっとなじむ器を生み出されています。 ※入荷は2026年1月頃を予定しております。 準備が整いましたら、あらためてご案内させていただきます。
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studio bwanji / 若杉麻衣子(愛知)
思わず目を奪われるような、美しい白い器が印象的な作家さん。しっとりとした質感とスタイリッシュな佇まいが、凛とした静かで澄んだ空気をまとっています。 作家からのメッセージ studio bwanji は、透明性のある白い磁器土を用いて器の制作・販売を行っています。2回焼成することで、しっとりとした艶消しの質感があり、ガラスのような透明感が特徴です。大切な方を招いた時や、お祝い事が素敵な空間になりますように。 プロフィール 制作者: 若杉麻衣子愛知県出身瀬戸窯業高校陶芸専攻科修了 東京ドームテーブルウェアフェスティバル大賞展 入賞13回国際陶磁器フェスティバル美濃‘24 finalist ※入荷は2025年9月頃を予定しております。 準備が整いましたら、あらためてご案内させていただきます。